blog 2022.08.07
静岡県吹奏楽コンクール@富士ロゼシアター

06 AUG 2022 富士ロゼシアターにて、静岡県吹奏楽コンクールが開催されました。7/31に開催された西部地区大会を金賞で勝ち越して、ミイナたち天竜中学校メンバーが更なる強豪ひしめく県大会に挑んだことになり、さらに同コンクールは東海吹奏楽コンクールへの参加校を決める場にもなります。4年前にカリンたちが中3で成し遂げた東海大会への出場を果たせるか?

最も人数の多いA編成に参加する天竜中学校の出番を待ちながら、午後いっぱいを1600席のホール中程のやや右寄りで聴いて衝撃的だったのは、浜松市立開成中学校の22名による演奏。開成中学の前が2校、50名の大所帯がぞろぞろと出てきて、やっぱり数の力があるんだなあと思わせる大迫力の演奏でした。で、次に出てきた開成中学校は、3列構成で打楽器が最後列、2列目に金管楽器、一番前に木管楽器という並列的布陣で、これまでに見たことが無かった構成でした。A編成を組むための最小限の人数の場合、多くの中学校がB編成にノミネートする訳ですが、徳増誠先生率いる開成中学校のミニマムメンバーは、第一声から圧巻の演奏で、通常は最後列に陣取る金管楽器から遠くに響く音に代わって、打楽器のズシンとくる響きが轟き、前列の金管楽器、最前列木管楽器の繊細な音遣いも相まって、心震わす演奏でした。

一方で、ミイナたち天竜中学校は今春、新たに着任された福島浩先生のもと、43名が自由曲「此花之咲耶姫〜吹奏楽と打楽器のための神話」を演奏し終えることができました。バランスは良かった、はず。もう一つの強敵、かつてカリンたちが教えを受け、人間的にかなり影響を受けている小林翼先生率いる南部中学校は、7/31の地区大会をな、なんと音源審査で金賞を勝ち取って、今回は無事、生演奏で挑んできました。久しぶりの小林節。指揮の方が迫力あったりして。さて、夜に開示されるという結果がどうなるか、緊張しかありません。